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簡単・確実、キャベツの味噌マヨネーズ炒め

とある事情でかなり間が空いてしまったが、
そしてそれは次回エントリから始まる新機軸シリーズに繋がるのだが(布石)、
それはさておき、前回の続き、残り半分の
(キャベツの)味噌マヨネーズ炒め、いっとこう。



考え方はほぼ甘酢ケチャップ炒めと同様なので
「0、1、2...」形式は省いて留意点を中心に ー

食材:キャベツ、玉ねぎ、ソーセージ(最小限ver.)。
調理剤・調味料:サラダ油。酒、液味噌、マヨネーズ(、鶏ガラスープの素)。

鶏ガラスープの素はなし、でもよし。
使うとコクのある旨みが簡単に加えられるので
1、2振り(tsp1/3ほどか)してもいいのだが、
以前にも書いたとおり、その半分は塩(相当)なので
塩分控えめを考慮する人はなしでよし。
酒は、例によって溶かしベースであり
tsp2杯ほどに液味噌、マヨネーズを溶かし
注ぎやすい液体性を付け加える便宜に。
標準的な比率として酒:液味噌:マヨネーズを2:1:2、くらいか。

例によって玉ねぎとソーセージが味出し材。
ソーセージ1:玉ねぎ2:キャベツ6〜8くらいの分量で、あっさりめが吉。
そこに、たとえばピーマンを味出し材としてプラス、だとか
エリンギを味付けられ材としてプラス、だとかもご自由に。

食材群を火の通り・味出しを考慮した順で炒めたら最後にソース。
軽く煮立たせ、あるいは軽く焦がし気味に、で出来上がり。



実はこの簡単料理は、キユーピーのマヨネーズのCM:
「キャベツをマヨネーズでソテー」云々というやつに
インスパイアされて試してみたもので、
本来の"マヨネーズは軽く熱し、プツプツと泡立ち始めたら"云々という
コツ部分はなしでよしと改変した1品だ。
最近の現行でもトマトと卵をソテーというヴァージョンを見かけるが、
私的には、果たしてサラダ油替りにそれほどマヨネーズを使うのは
吉か凶かと考えた結果、なしとしている。
総カロリー量、コレステロール量、あるかなきかながら塩分 ー
「大半が油」ながら油の替りにマヨネーズというのは
まあ、キユーピーであれば当然といえば当然ながら
あなた自身の健康状態、食品観で決めればいいことだろう。
キユーピーのCMが良く出来ている ー
美味そうで、料理欲を喚起し、インスピレーション源として優れている ー
というのは否定しない(『3分クッキング』にもお世話になっているし)。



簡単なはずの料理の割には長くなったが、
私流「回鍋肉」にも増してハードルの低い、
すぐにでも作ってみようかなと思える料理ではなかろうか。
旨み出し・味出し、味付け材/味付けられ材、火の通り、
トップ・ノートとしてのソースによる全体の味統一 ー
大枠で総じての「肉(/魚介)・野菜炒め、なんたら味」である
中華風炒め合わせメニューは
何であれ、自由で簡単でアレンジ次第な
あなた自身の創作メニューであるはずなのだ。